デリカD:5やアウトランダーPHEV、eKクロスなど、三菱車は力強い走りと先進の電動化技術が魅力です。
しかし、本格的な4WD性能や複雑なPHEVシステムを支えるために、バッテリーには想像以上の負荷がかかっています。
この記事では、三菱車特有のバッテリー上がりの原因から、車種別の注意点、そして愛車のコンディションに保つためのメンテナンス術を詳しく解説します。突然のバッテリー上がりを防ぐためにも、ぜひ参考にしてください。
三菱車でバッテリー上がりが起こる主な原因3選
まずはバッテリー上がりの原因を3つ紹介します。
- PHEV車特有の「補機バッテリー」への依存
- 4WD制御や電子デバイスによる高い消費電力
- 三菱コネクトなどの通信機能による常時電力消費
それぞれ詳しく見ていきましょう。
PHEV車特有の「補機バッテリー」への依存
アウトランダーPHEVなどの電動車には、走行用の大きなリチウムイオン電池とは別に、システムを起動させるための「12V補機バッテリー」が搭載されています。
どれだけ走行用バッテリーの残量があっても、この小さな補機バッテリーが上がるとシステム自体が立ち上がらず、車を動かすことができなくなるのです。
ハイブリッド車だからと油断していると、システム待機電力によって不意に電力が底をつき、不動状態に陥るケースが少なくありません。
4WD制御や電子デバイスによる高い消費電力
三菱自慢の車両運動統合制御システムは、走行中に緻密な計算を行い、四輪の駆動力を常に最適化しています。
これに加え、デリカD:5のような大型車種では、電動スライドドアや強力なエアコン、シートヒーターといった消費電力の大きな装備がフル稼働しがちです。
発電機が作り出す電気の多くがこうした装備に回されるため、特に市街地での短距離走行が多いと、バッテリーを十分に満たすだけの余力が残らない状況が続いてしまうのです。
三菱コネクトなどの通信機能による常時電力消費
最新の三菱車に搭載されている「MITSUBISHI CONNECT」は、スマホからエアコンを操作できるなど非常に便利ですが、車側は常に通信状態を維持しています。
この通信機能はエンジンが停止している間も「待機電力」としてバッテリーを消費し続けるため、長期間乗らない期間が続くと急激に電圧が低下する原因となります。
利便性が高い反面、従来のガソリン車よりも「何もしなくても電気が減るスピード」が速いという特徴を理解しておく必要があるわけです。
三菱車のバッテリー上がり時の3つの復旧ルート
三菱車のデリケートなPHEVシステムや電子機器を保護するためには、状況に応じた正しい復旧方法の選択が欠かせません。
- バッテリー充電器を用いて電圧を戻す
- 救援車とブースターケーブルを繋いで始動させる
- ロードサービスに依頼する
ご自身の状況に合わせた復旧ルートを選択してください。
バッテリー充電器を用いて電圧を戻す
バッテリー充電器による復旧は、バッテリーへの負担を少なくしたい方におすすめの方法です。
ジャンピングスタートのような急激な電力供給は、あくまで緊急時の回復方法です。急激にバッテリーを動かすと、ハイブリッドコンピューターにエラーを記録させる可能性があります。
バッテリー充電器であれば安定した電流で補えるため、車両のシステムを傷めることなく安全に満充電の状態まで回復させることができるのです。
救援車とブースターケーブルを繋いで始動させる
急を要する場合は、他車から電気を分けてもらうジャンプスタートも選択肢に入ります。
ただし、アウトランダーPHEVなどの電動車を所有している場合、三菱車側が「電気をあげる側(救援車)」になることは絶対に避けてください。PHEV車などの12Vバッテリーは、システムの起動や電装品への供給を目的としており、他車のエンジンを始動させるような巨大な電流を流す設計にはなっていないためです。
自分の車がハイブリッドやPHEVである場合は、あくまで「電気をもらう側」としての対応に留めるのが賢明です。
ロードサービスに依頼する
自分での判断が難しい場合は、プロに任せるのが一番の近道です。JAFなどのロードサービスを活用しましょう。
ただし、繁忙期などは到着まで数時間待つ可能性もあります。
そのため、普段から「予備の電力」としてバッテリー充電器やジャンプスターターを備えておくことが大切です。
【車種別】三菱車のバッテリー位置と特有の注意点
三菱の人気車種ごとに、バッテリーの配置や日常的に気をつけるべきポイントをまとめました。
- デリカD:5のバッテリー位置と注意点
- アウトランダーPHEVのバッテリー位置と注意点
- eKクロスのバッテリー位置と注意点
それぞれについて解説します。
デリカD:5のバッテリー位置と注意点
デリカD:5は、エンジンルーム内にバッテリーが搭載されていることが多いです。
特に注意したいのは、アクティブな趣味に伴う「車中泊」や「長時間停車」での電力消費です。
エンジンを切ったまま電動スライドドアを多用したり、アクセサリー電源で電装品を使い続けたりすると、屈強なデリカであってもあっという間に始動不能になります。
アウトランダーPHEVのバッテリー位置と注意点
アウトランダーPHEVの補機バッテリーは、エンジンルームではなく「ラゲージルーム内」に隠されています。ただし、ガソリンモデルや、現行のPHEVモデル(GN系)の場合は、「エンジンルーム内」に搭載されていることが多いです。
走行用バッテリーが満タンなのに起動しないというトラブルの多くは、この隠れた補機バッテリーの放電が原因となります。
駐車中の「見守り電力」だけでバッテリーが上がってしまうことがあるため、定期的な外部充電が推奨されます。
アウトランダーのバッテリー上がりをより詳しく知りたい方は「三菱アウトランダーのバッテリー上がり完全攻略!注意点と対処法を徹底解説」をご覧ください。

eKクロスのバッテリー位置と注意点
eKクロスのメインバッテリーはエンジンルーム内に配置されています。
日産との共同開発ということもあり、非常にシビアな電圧管理が行われているのが特徴です。アイドリングストップ機能が頻繁に働くため、バッテリーが少しでも弱まると燃費が悪化したり、機能自体が停止したりします。
また、軽自動車サイズゆえに予備の容量が少ないため、ちょい乗り派のユーザーは特に意識的なメンテナンスが重要になります。
三菱車のバッテリー上がりを防ぐ3つの予防策
急なバッテリー上がりを防ぐためには、予防策を知っておくことが大切です。ここでは3つの予防策を紹介します。
- バッテリー充電器による「定期的な補充電」
- 駐車中の「待機電力」への配慮
- 定期的な「長距離ドライブ」
日々の中でできることから始めていきましょう。
バッテリー充電器による「定期的な補充電」
三菱車の複雑な電気システムを維持するには、定期的な充電が効果的です。
特にPHEV車やISS車は、走行中の発電だけでは常に満充電を維持するのが難しいため、充電器を繋いで「電気の貯金」を作ってあげましょう。
全自動充電器であれば、つなぐだけで現在の蓄電量や劣化具合を分析し、その時々に最適なプログラムで充電を行ってくれます。
バッテリー交換費用を抑えるためにも、自宅での定期的な充電をメンテナンス習慣として取り入れてみてください。
駐車中の「待機電力」への配慮
MITSUBISHI CONNECTや後付けのドライブレコーダーなどの便利な装備は、駐車中であっても常にバッテリーの電力を少しずつ消費し続けています。
特に一週間以上車を動かさない予定がある場合は、車内装備の設定を一度見直し、消費電力を最小限に抑える工夫が必要です。
例えばドライブレコーダーの監視機能であれば、バッテリー電圧が一定以下になったら自動で電源をカットする「遮断電圧」の数値を少し高めに設定しておきましょう。
また、長期間の旅行や出張などで不在にする際は、スマートキーの電波待ち受けを制限するなど、三菱車ならではの「見守り電力」に配慮することが大切です。
定期的な「長距離ドライブ」
数分程度の「ちょい乗り」を繰り返すことは、三菱車のバッテリーにとって負担になります。
週末には少し遠出をして、オルタネーターや走行用バッテリーからの安定した供給を受け、補機バッテリーをリフレッシュさせてあげましょう。
一定の速度で走り続けるドライブは、バッテリーを活性化させるだけでなく、車全体のコンディションを整える上でも有効な手段です。
三菱車のパフォーマンスを支える「オプティメイト7セレクト」
三菱車が持つタフな走りと、PHEVや4WDシステムを支える高度な電子制御は大きな魅力のひとつです。しかし、多くの電装品やアイドリングストップ機能、PHEVの補機バッテリー管理など、バッテリーにかかる負担は想像以上に大きくなっています。
「バッテリー上がり」という予期せぬトラブルを未然に防ぐには、普段からのメンテナンスが重要です。
そこでおすすめしたいのが「オプティメイト7セレクト」です。
| 機能の名称 | 機能の内容 |
| 全自動マルチステップ充電機能 | バッテリーに繋ぐだけで、現在の消耗具合を精緻に分析。その個体に合わせた独自のプログラムを自動で組み立て、安全かつ確実に満充電状態へと導きます。 |
| アンプマティック機能 | バッテリーのサイズや「弱り方」をリアルタイムで感知。三菱車の大型バッテリーから軽自動車用まで、最適な電流を賢く調整して流すため、短時間で効率的な充電が可能です。 |
| 超強力パルス回復充電機能 | 長期間乗らなかったり、深放電してしまったバッテリーの「救済機能」です。劣化の主因であるサルフェーション(結晶化)をパルス波で分解し、蓄電能力の回復を試みます。 |
| バッテリー診断機能 | 充電の全行程でバッテリーを監視。過充電によるダメージを防ぐのはもちろん、内部ショートなどの異常をいち早く検知し、電装システムを安全に保護します。 |
| メンテナンス機能 | 放電分を補い続けるため、つなぎっぱなしもOK。いつでも始動できる状態をキープします。 |
オプティメイト7セレクトは、バッテリーの「診断・回復・維持」をすべて自動で行う、高性能なバッテリー充電器です。
メンテナンス用として、急なトラブルの解消用として、まだお持ちでない方はぜひご検討ください。
オプティメイトはサルフェーション除去機能付き
オプティメイト(OptiMate 7 Select)は、バッテリーの寿命を縮める原因となるサルフェーションを除去する機能を備えています。サルフェーションとは、バッテリー内部で発生する硫酸鉛結晶のことで、これが電極を覆うことで充電効率が低下し、最終的に寿命短縮に繋がります。
オプティメイトは、このサルフェーションを取り除くために、最大22Vの高電圧※と独自のパルス充電技術を採用しています。バッテリーの状態をリアルタイムで監視しながら、バッテリーの状況に合わせてサルフェーションを除去します。
※車載時には最大16Vでの回復充電です。車両側を保護するために自動で制御をします。
三菱車のバッテリー上がりはバッテリー充電器で防げる
本記事では、三菱車特有のPHEVシステムや4WD制御がバッテリーに与える負荷から、デリカD:5やアウトランダーPHEVといった主要車種別の注意点、そしてトラブルを未然に防ぐためのメンテナンス術を詳しく解説しました。
不意のバッテリー上がりを防ぎ、車のコンディションを常にベストに保つためにおすすめしたいのが、高性能全自動充電器「オプティメイト7セレクト」による定期的な補充電です。
オプティメイト7セレクトは、つなぐだけで全自動マルチステップ充電を行い、電力不足を解消するだけでなく、独自のパルス回復機能で劣化の原因「サルフェーション」を分解し、バッテリー寿命を最大限に延ばします。
過充電防止機能により、つなぎっぱなしでも安全に満充電を維持できる点も魅力です。
突然のトラブルに怯えることなく、三菱車ならではの力強い走りを楽しみ続けるために、ぜひこの機会に「オプティメイト7セレクト」をご検討ください。










