「バイクのバッテリー上がりはそのまま放っておいたら自然回復するのか知りたい」
「バイクのバッテリーが上がった時の対処法を知りたい」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
結論からいうと、バイクのバッテリー上がりが自然回復することはほとんどありません。そのため、バッテリー上がりが発生した場合は、自分で何かしらの対処をする必要があります。
本記事では、バイクのバッテリーが自然回復しない理由や対処法、メンテナンス方法などについて解説します。バイクのバッテリーを長持ちさせるコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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これ一本で、バッテリーのメンテナンスはすべてお任せできます。オプティメイトは、世界のバイクレースチームでも採用されているプロ仕様の充電器です。初心者の方でも、接続するだけでプロレベルの充電が可能です。
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バイクのバッテリー上がりが自然回復する可能性はほとんどない
バイクのバッテリー上がりが自然回復することはほとんどありません。
バッテリー上がりとは「バッテリー内の電力がエンジンを動かすのに必要な容量を下回っている状態」のことを指し、バッテリー上がりを直すためには、バッテリーの充電が必要です。
しかし、バイクに搭載されている発電機「オルタネーター」は、エンジンの回転を利用して発電をおこなう仕組みとなっています。そのため、基本的にはエンジンを動かさない限りバッテリーは回復しません。
その一方で、夜にバッテリーが上がっていたが、翌日の昼にはエンジンがかかった、といったケースもあります。
これは、バッテリーは寒さに弱く、気温が低いほどエンジン始動に必要な電力が多くなることから起こっている現象で、バッテリーの電力が回復している訳ではありません。むしろバッテリーが劣化しているサインといえます。
バッテリー上がりをそのままにしておくと、自然回復するどころか放電によってバッテリー内の電力が減るため、より状態は悪くなります。バッテリーを長持ちさせるためにも、バッテリー上がりが発生した際は、できるだけ早めに対処しましょう。
バイクのバッテリーが上がる原因
バイクのバッテリーが上がる原因には、以下のようなものがあります。
- 長期間バイクに乗らないことによる放電
- 衝撃や落下などによるバッテリー内部の故障
- 経年劣化などによるバッテリーの寿命
バッテリーが上がってしまうと、充電で使えるようになったとしても以前ほどの性能は発揮できなくなります。
乗らない期間を減らしバッテリーの消費を抑えるとともに、定期的に充電やメンテナンスをおこない、常に電力が足りている状態を維持することが重要です。
バイクの場合、ライトの消し忘れでのバッテリーが起こりづらい
バッテリー上がりの原因として考えられるものの一つに「ライトの消し忘れ」があります。車の場合、ライトの消し忘れがバッテリー上がりの一因となることは少なくありません。しかし、バイクに関しては状況が異なります。
日本国内では、1998年に道路運送車両法の改正により、昼間点灯義務(オートヘッドライト)が導入されました。この改正により、多くのバイクはエンジンを始動すると自動的にヘッドライトが点灯する仕組みを持っています。そのため、近年のバイクでは、エンジンを停止するとライトが自動的に消灯する設計が一般的になり、ライトの消し忘れによるバッテリー上がりが発生しにくくなっています。
ただし、古いモデルや一部の海外製バイクでは、ライトが手動操作でオン・オフできる仕様の場合もあります。このようなバイクでは、ライトの消し忘れが原因でバッテリーが上がる可能性があるため、注意が必要です。
バイクのバッテリーが上がった時の対処法
バイクのバッテリーが上がった時の対処法を以下の3つ紹介します。
- キックスタート・押しがけ
- ジャンピングスタート
- 充電器の利用
- バッテリーの交換
それぞれについて詳しく解説します。
キックスタート・押しがけ
バッテリーが上がった際は、まずはキックスタートや押しがけを試してみましょう。
キックスタートとは、キックスターターと呼ばれる足踏みタイプのレバーを使ってエンジンを始動させる方法です。
押しがけは、バイクを押した勢いでエンジンを始動させる方法です。一人でも可能ですが、慣れていないと怪我をすることもありますので、可能であれば誰かに押してもらうのがおすすめです。
押しがけができるのはキャブレターを搭載したバイク、いわゆるキャブ車といわれるバイクのみです。近年の主流となっているインジェクション車では構造上、押しがけできないようになっています。
ジャンピングスタート
ジャンピングスタートとは、外部からの電力を使ってエンジンを始動させる方法のことです。
外部から電力を供給する方法としては、ブースターケーブルを使って他の車両から分けてもらう方法や、ジャンプスターターを使用する方法がありますが、これらは一時的な対処法です。エンジンが始動した後も、バッテリーの状態を改善するためには、バッテリー充電器を使用することをお勧めします。
バッテリー充電器は、バッテリーに安定した電力を供給し、再び完全に充電された状態に戻すことができます。これにより、ジャンピングスタート後の走行中に起こるかもしれないトラブルを未然に防ぐことができます。
充電器の利用
バイク用のバッテリー充電器の利用もバッテリー上がりを解消する方法の一つです。
充電器とは、名前の通りバッテリーの電力を充電するためのツールで、一つ持っておくことで、コンセントのある場所であれば、いつでも自身で充電することが可能です。
バイク用のバッテリー充電器は機種が販売されており、対応しているバッテリーや機能が異なります。購入する際は、今乗っている車種に対応しているか、どのような機能が搭載されているかを確認して購入するようにしましょう。
オプティメイトは鉛蓄電池・リン酸鉄リチウム電池の両方に対応
オプティメイト(OptiMate 4 Quad Program)は、鉛蓄電池にもリン酸鉄リチウム電池にも対応しています。そのため、1つの充電器でほとんどのバイクのバッテリー充電に対応しています。異なるタイプのバッテリーを使用する車両や機器をお持ちの方でも、これ一台で充電とメンテナンスを効率的に行えます。
バッテリーの交換
充電をしっかりおこなっても、頻繁にバッテリー上がりが発生する場合は、バッテリーが寿命を迎えている可能性があります。バッテリーが寿命を迎えてしまった場合はバッテリーの交換が必要です。
バッテリーの寿命は、一般的に2~3年といわれています。バッテリー上がりが発生していなくても、3年以上利用していてエンジンのかかりが悪くなっていたり、バッテリー液がにごったりしている場合は、交換を検討しましょう。
ジャンプスターターよりも充電器をおすすめする理由
充電器とジャンプスターターどちらか一つを購入する場合は、先に充電器を購入するのがおすすめです。
充電器は、持っておくと気軽にバッテリー充電がおこなえるようになるため、結果としてバッテリー上がりのリスクを抑えられます。また、バッテリーのメンテナンスにも繋がるため、バッテリーの寿命が延び、結果的にコストも下がる傾向があります。
その一方で、ジャンプスターターは、路上などコンセントが近くにない場所でバッテリー上がりが発生した際などに持っておくと便利ですが、あくまで緊急用のツールです。
以上のことから、まずは充電器を購入してバイクを適切な状態に維持しやすい環境を整え、その後に緊急用のツールとしてジャンプスターターを備えるようにするとよいでしょう。
オプティメイトはバッテリーの回復機能付き
オプティメイト(OptiMate 4 Quad Program)では、弱ったバッテリーを診断し、回復させるリカバリ機能を搭載しています。これにより、バッテリーの寿命を延ばし、安定したエネルギー供給を実現します。日々のメンテナンスにも最適な充電器です。
バイクバッテリーのメンテナンス時に確認すべき内容
バイクのバッテリーをメンテナンスする際に、確認すべき主なポイントは以下の3つです。
- バッテリー液の確認・補充(開放式のみ)
- 端子部の状態確認
- 充電状態の確認・充電
それぞれについて詳しく解説します。
バッテリー液の確認・補水(開放式のみ)
使っているバッテリーが開放式の場合は、バッテリー液の残量を確認しましょう。
バッテリー液が少なくなっている場合は、精製水やバッテリー用補充液を使って補水をおこなってください。バッテリー液が少ないままの使用は、バッテリーの劣化が進むだけでなく爆発する危険性が高まりますので、こまめに確認するのが重要です。
なお、制御弁式(VRLA型)のバッテリーは、補水ができないタイプなので点検は不要です。また、密封栓を無理に外すと、バッテリーの劣化や液漏れの原因となるため絶対にしないようにしましょう。
端子部の状態確認
バッテリーのメンテナンスをする際は、端子部の状態確認もおこないます。
具体的な確認内容は以下の通りです。
- 端子が緩んでいないか
- 端子が腐食していないか
- 端子が損傷していないか
特に、端子の緩みは車両火災の原因にもなりますので、発見した場合はしっかりと固定しておきましょう。
充電状態の確認・充電
エンジンのかかりが悪い場合は電圧を確認して、必要に応じて充電をおこないます。
以下は、エンジン停止状態で電圧を計測した場合の目安です。
電圧 | バッテリーの状態 |
---|---|
12.5V以上 | 正常 |
12V以下 | かなり弱っている |
10.5V | 完全放電状態 |
12.4V以下の場合は充電が必要です。充電後も電圧が12.5V以上にあがらない、充電後すぐに電圧が12.4Vを切ってしまう場合には寿命を迎えている場合がありますので、バッテリーの交換を検討しましょう。
なお、アイドリング状態で計測した場合は14V前後が正常値になります。
車種にもよりますが、アイドリング状態の時の電圧が12V前後と低かったり、反対に15V前後と高かったりする場合は、オルタネーターなどバイク本体のパーツに故障が生じている可能性があります。気になる方は、バイクを購入した店舗や修理屋に問い合わせてみるとよいでしょう。
また、バッテリーは寒さに弱く、25℃を基準として気温が1℃下がるごとにバッテリー性能も1%下がるといわれています。
バイクバッテリーを長持ちさせるコツ
バイクバッテリーの寿命は一般的に2~3年といわれていますが、使い方や環境によっては、より短い期間で寿命を迎えるケースも少なくありません。
以下のポイントを意識してバイクに乗ることで、ある程度バッテリーの劣化を抑えることが可能です。
出来るだけ充電が100%の状態を保つ
バイクを運転する間隔が短い、一度に少しの距離しか乗らないなど、バッテリーの充電が不足している状態が続くとバッテリーの寿命は短くなります。
バイクに乗る機会を増やす、充電器を使って定期的に充電するなど、出来るだけ充電が100%の状態を維持することで、バッテリーの劣化を抑えることが可能です。
オプティメイトは過充電防止機能付き
オプティメイト(OptiMate 4 Quad Program)は、過充電を完全に防ぐことでバッテリーの寿命を守ります。充電が完了すると自動で停止し、必要以上の電流が流れるのを防止。さらに、フロート充電モードで最適な状態を維持するため、過剰な負担をかけずにバッテリーの性能を引き出します。
オプティメイトは過充電防止機能があるので、つなぎっぱしでもOKです。
充電・放電のサイクルを抑える
バッテリーは、電力が残り20%まで使用してから100%まで充電するなど、充電・放電のサイクルが激しいほど劣化が進みます。
そのため、エンジン停止状態でライトを点けっぱなしにするなど、バッテリーを消費するような行動を控えることで劣化を抑えることが可能です。
また、エンジンのかかりが悪い場合、何度もエンジンをかけることになるため多くの電力を消費します。キックスタートが付いている車種の場合は、できるだけキックスタートを利用することで電力消費を抑えられます。
車両側の充電装置をこまめに点検する
バッテリーは、バイクに搭載されている充電装置(オルタネーター・レギュレーター)と連動していることから、充電装置の故障や不具合の影響を強く受けます。
そのため、充電装置が原因でバッテリーがすぐに寿命を迎えることも少なくありません。バッテリーだけでなくバイク側の充電装置にも意識を向け、こまめに点検を実施しましょう。
バイクのバッテリー充電にはオプティメイト(OptiMate)がおすすめ
バイク用のバッテリー充電器の購入を検討している方には「オプティメイト4 クアッド・プログラム」充電器がおすすめです。
「オプティメイト4 クアッド・プログラム」は、ベルギーに本社があるTecMate社が提供しているバッテリー用充電器です。バイク用バッテリーの充電に適した、以下のような特徴を備えています。
- バイク用途で最も人気のシリーズ
- 充電プロセスを完全自動化しており、バッテリー診断から修復、充電、メンテナンスまでこれ1台で完結
- 0.5V以上あれば、バッテリーの回復充電を試みてくれる「超強力パルス回復充電機能」搭載
- アンプマティック、温度補正機能を搭載しており、バッテリーのサイズや状態に合わせた充電が可能
- 昇圧サルフェーション溶解で最大22Vまで昇圧し、サルフェーションを除去
- メンテナンス機能で、バッテリーの寿命を最大化
- 過充電防止機能があるので、つなぎっぱしでOK
- リン酸鉄リチウムバッテリー・鉛バッテリーの両方に対応
- 12Ahのバッテリーは約12時間以内に充電が完了
- BMWのヘラーソケット経由での充電も可能
また、オプティメイトは用途にあわせてさまざまな種類が用意されています。以下に、用途別のおすすめを紹介しておりますので、購入の参考としてご利用ください。
用途 | おすすめ機種 | 特徴 |
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まとめ
バイクのバッテリー上がりが自然回復することはほとんどなく、充電器を使ったり、ジャンピングスタートを利用したりするなど、自身での対処が必要です。
また、常にバッテリーを正常な状態に保つことでバッテリーの劣化を防げるため、バッテリー上がりの可能性を抑えられます。
バッテリー上がりは、バイクに乗り続ける以上、誰しもが遭遇する可能性があるトラブルです。充電器などを使っていつも正常な状態を維持する、緊急時に備えてジャンプスターターを持っておくなど対応策を用意しておくのをおすすめします。
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