「バッテリー充電器はバッテリーにつなげたままでも大丈夫?」
「バッテリー充電器を購入する際のポイントを知りたい。」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
結論からいうと、過充電防止機能が搭載されているバッテリー充電器であれば、つなぎっぱなしでも問題ありません。そのため、過充電が気になる方は、過充電防止機能付きのバッテリー充電器を購入するのがおすすめです。
本記事では、バイク用バッテリー充電器は、完了後も栂ぎっぱなしでも問題ないかどうかや、充電器を購入する際の、ポイントなどについえ解説します。
過充電防止機能があればつなぎっぱなしで問題ない
過充電防止機能やメンテナンス機能がついているバッテリー充電器であれば、充電完了後もつなぎっぱなしで問題ありません。
反対に、過充電防止機能がないバッテリー充電器の場合、充電完了後もつなぎっぱなしにしておくと、バッテリーの寿命が減るだけでなく、場合によっては発熱や発火などの事故につながるため大変危険です。
充電中は、常にバッテリーの近くにいる方であっても、いつの間にか充電が完了していて過充電になっていた、といったケースは少なくありません。
そのため、これからバッテリー充電器の購入する場合は、基本的には過充電防止機能のついたものを購入するのがおすすめです。
高機能なバイク用バッテリー充電器に搭載されている機能
高機能なバイク用バッテリー充電器には、過充電防止機能をはじめさまざまな機能が搭載されています。
ここでは、高機能なバイク用バッテリー充電器に搭載されている主な機能について解説します。機能はバッテリー充電器ごとに異なりますので、ご購入前には以下の機能があるかご確認いただくことをお勧めします。
過充電防止機能
過充電防止機能とは、バッテリーが満充電になると自動で充電を停止する安全機能です。
過充電はバッテリー液の蒸発や内部損傷を引き起こし、バッテリーの劣化や発熱・発火などによる事故を招きます。過充電防止機能が搭載されていれば、これらの事態を防ぎながら安全に充電が可能です。
逆接保護(スパーク防止)機能
逆接保護機能とは、充電クリップをバッテリーのプラス端子とマイナス端子に誤って逆接続した場合に、充電器の回路を遮断し、バッテリーと充電器の損傷を防ぐ安全機能です。
プラス端子とマイナス端子を誤って接続してしまうと、バッテリーの破損や発熱、発火などの原因となり、場合によっては大事故につながります。逆接保護機能が搭載されていれば、誤って接続した場合でもバッテリーの破損や発熱などが防げるため、ユーザーは安心してバッテリー充電器を利用できるようになります。
フロート・トリクル充電機能
フロート・トリクル充電機能とは、バッテリーと充電器をつなぎっぱなしにしておくことで、常に満充電の状態で維持する機能のことです。
フロート充電機能とトリクル充電機能はそれぞれ異なる方法で、満充電の状態を保ちます。具体的には以下のような方法です。
名称 | 充電方法 |
---|---|
フロート充電機能 | 満充電になると充電を停止し、電圧が低下した場合にのみ充電をおこなう |
トリクル充電機能 | 充電完了後も微弱な電流を流し続け常に満充電に近い状態を維持 |
サルフェーション除去機能
サルフェーション除去機能とは、バッテリーの寿命を延ばすための機能です。
サルフェーションとは、バッテリー内部の電極板に硫酸鉛の結晶が付着し、電気の流れを妨げる現象です。放電状態が続くことで発生し、バッテリーの劣化や寿命の短縮を招きます。
サルフェーション除去機能では、パルス充電と呼ばれる特殊な充電方法を用いて、電極板に付着した硫酸鉛の結晶を分解・除去します。
サルフェーション除去機能付きの充電器を定期的に使用することで、長期間バッテリーを良い状態に保つことができるようになるでしょう。
アンプマティック機能
アンプマティック機能とは、バッテリーの状態に合わせて充電する電流を自動調整する機能です。
バッテリーの状態に合わせて、最適な充電電流を自動で調整するため、バッテリーの状態を気にすることなく安全かつ最適な充電を行うことができます。
回復機能
回復機能とは、過放電などで劣化し充電を受け付けにくくなったバッテリーに対して、通常とは異なる充電パターンや高電圧をかけることで、バッテリーの性能を回復させる機能です。
回復機能を持つバッテリー充電器の使用すれば、通常であれば交換が必要なバッテリーであっても使用し続けられるようになります。
ただし、すべてのバッテリーが回復するわけではありません。劣化の程度によっては回復しない場合もあります。
バッテリーに充電器をつなぎっぱなしにする際の注意点
バッテリーに充電器をつなぎっぱなしにする際の注意点、を以下の2つ紹介します。
- 換気の良い場所で充電する
- 過放電バッテリー充電時はこまめに状況を確認する
それぞれの内容について解説します。
換気の良い場所で充電する
バッテリー充電時に発生する水素ガスには、引火性があり密閉された空間では爆発や火災の危険性があるため、バッテリーを充電する際は換気の良い場所でおこない、ガスを充満させないことが重要です。
特に、開放型バッテリーは、密閉型バッテリーよりも水素ガスの発生量が多いため、より注意が必要です。また、充電中はバッテリーや充電器が高温になる場合があるため、周囲に可燃物を置かないようにしましょう。
過放電バッテリー充電時はこまめに状況を確認する
過放電状態のバッテリーは、内部抵抗が増加し、充電時に異常な発熱やガス発生のリスクが高まります。そのため、充電中はバッテリーの状態をこまめに確認し、異常があれば直ちに充電を中止する必要があります。
具体的には、充電開始から1時間はバッテリーから離れず、問題がないかをチェックし、その後も1時間に一度は状態を確認してください。
また、以下のような症状が見られる場合は、すぐに充電を中止してバッテリーのメンテナンスや交換をおこなうようにしましょう。
- 電解液が泡立っている
- 1つのセルが他のセルと比べて活発に動いている
- シューという音が発生している
バイク用バッテリー充電器を購入する際のポイント
バイク用バッテリー充電器を購入する際のポイントは以下の通りです。
- 充電したいバッテリーの種類(開放型、密閉型など)に対応しているか
- バッテリーの電圧に対応しているか
- 安全機能が充実しているか
- 使いやすい(操作性・表示など)か
それぞれの内容について解説します。
充電したいバッテリーの種類(開放型、密閉型など)に対応しているか
バイク用バッテリーには、開放型、密閉型(MF)、リチウムイオンなど、さまざまな種類があります。それぞれのバッテリーは、構造や特性が異なるため、適切な充電器を使用する必要があります。
対応していない充電器を使用すると、バッテリーの寿命を縮めたり、最悪の場合、バッテリーの破損や爆発につながる可能性があります。たとえば、開放型バッテリーは、充電中に発生するガスを外部に放出する必要があるため、密閉型バッテリー用の充電器を使用すると、バッテリー内部の圧力が上昇し、破損する危険性があります。
充電器の仕様欄や取扱説明書には、対応するバッテリーの種類が記載されているので、購入前に必ず確認しましょう。
バッテリーの電圧に対応しているか
バイク用バッテリー充電器を選ぶ際は、バッテリーの電圧に対応しているかも重要なポイントです。バッテリーの電圧と充電器の電圧が合っていないと、充電ができなかったり、バッテリーを傷めてしまったりする可能性があるためです。
一般的なバイク用バッテリーの電圧は12Vですが、一部の旧車や特殊な車両では6Vのバッテリーが使われている場合もあります。そのため、バッテリー充電器を購入する際は、充電したいバッテリーの電圧を確認しから選ぶようにしましょう。
また、充電器には対応電圧の範囲が記載されている場合があります。例えば、「12V/6V対応」と記載されていれば、12Vと6Vの両方のバッテリーを充電できます。複数のバイクを所有している場合や、将来的に異なる電圧のバッテリーを使用する可能性がある場合は、対応電圧の範囲が広い充電器を選ぶと便利です。
安全機能が充実しているか
バイク用バッテリー充電器を選ぶ際、どのような安全機能が搭載されているかも重要なポイントです。
安全機能が充実している充電器を選ぶことで、バッテリーの破損や発火などの事故を防ぎ、安全に充電を行うことができます。
具体的には、過充電防止機能や逆接保護機能、アンプマティック機能などが搭載されているか確認しましょう。これらの機能は、バッテリーの状態を常に監視し、異常を検知すると自動的に充電を停止したり、警告を発したりすることで安全性を高めてくれます。
使いやすい(操作性・表示など)か
バッテリー充電器が使いやすいかどうかも重要なポイントです。
操作が複雑だと、充電に時間がかかったり、誤操作でバッテリーを傷めてしまったりする可能性があるためです。
操作性に関しては、ボタンの配置や操作手順が分かりやすいか、ケーブルの長さやクリップの使いやすさなどを確認しましょう。表示に関しては、充電状態やバッテリーの状態が分かりやすく表示されるか、エラー表示が分かりやすいかなどを確認するのがおすすめです。
バイク用のバッテリー「オプティメイト4クワッドプログラム」の紹介
「オプティメイト4 クアッド・プログラム」は、ベルギーに本社があるTecMate社が提供しているバッテリー用充電器です。バイク用バッテリーの充電に適した、以下のような特徴を備えています。
バイク用途で最も人気のシリーズ
- 過充電防止機能があるので、つなぎっぱしでOK
- 充電プロセスを完全自動化しており、バッテリー診断から修復、充電、メンテナンスまでこれ1台で完結
- 0.5V以上あれば、バッテリーの回復充電を試みてくれる「超強力パルス回復充電機能」搭載
- 昇圧サルフェーション溶解で最大22Vまで昇圧し、サルフェーションを除去(車載時には最大16Vまでに自動制御)
- メンテナンス機能で、バッテリーの寿命を最大化
- リン酸鉄リチウムバッテリー・鉛バッテリーの両方に対応
- 12Ahのバッテリーは約12時間以内に充電が完了
- BMWのヘラーソケット経由での充電も可能(R1300GSは対象外です)
また、オプティメイトは用途にあわせてさまざまな種類が用意されています。以下に、用途別のおすすめを紹介しておりますので、購入の参考としてご利用ください。
用途 | おすすめ機種 | 特徴 |
---|---|---|
バイク・自動車両方のバッテリー充電に使いたい | オプティメイト6 | ・すべての12V鉛バッテリーの充電に対応 |
自動車のバッテリーを充電したい (バイクにも使用可能ですが、サイズ的にバイクへの使い勝手はオプティメイト6の方が◎です) | オプティメイト7 セレクト | ・オプティメイト6の機能にくわえ以下の機能を搭載 ・最大10A出力が可能で強力 ・パワーサプライ機能 ・ディープサイクル電池充電機能 |
機種によって、搭載されている機能が異なりますので、各オプティメイトの詳細はそれぞれのサイトをご確認ください。
まとめ
過充電防止機能が搭載されているバッテリー充電器であれば、バッテリーと充電器をつなぎっぱなしにしていても問題ありません。
また、フロート・トリクル充電機能をはじめとしたメンテナンス機能が搭載されているバッテリー充電器であれば、つなぎっぱなしにしておく方がバッテリーの寿命をながくできます。
ただし、バッテリー状態によっては過充電防止がついていても、こまめな状況確認が必要なケースもあるため、必ずバッテリー充電器の取扱説明書を読んでから充電をするようにしましょう。